長崎県の南東部に位置する、島原半島。
のどかな風景が広がり、昔からある島原城や武家屋敷など、旧城下町としてノスタルジックな街並みが残る観光地です。
島鉄を降り、少し歩くとこの光景。雲一つない空で、空と海との境界がとても美しく、ついついカメラを構えました。
島原では、火山の恵みにより土壌が肥沃であることから農業が盛んで、長崎県の農業産出額の約4割を島原地域が占めているそうです。
そんな島原で「新しい名産品」として、注目されているものがあります。
それはずばり…バナナです!!!
こだわりの無農薬バナナ、皮ごと食べられる「なかなかバナナ」の栽培をしている上田さんのところへお伺いしました。
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***目次***************
◆ 日本のバナナ事情
◆ バナナを島原の特産品に!上田ファミリーの挑戦
◆ 輸入バナナとどこが違う?皮ごと食べられる、なかなかバナナを頂きました!
◆ 「なかなかバナナ」どこで買える?
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◆ 日本のバナナ事情
国産のバナナ?!!なかなか見かけることはありませんよね。それもそのはず、日本に流通するバナナの99.9%は輸入といわれています。
実は、南国フルーツ(株)のはじまりも、先代のバナナの卸事業。
当時は高級品で、贈り物や、お見舞いなど、特別な時にしか手にすることができない品でした。
そんな日本でも、ごくわずかではありますが、国産のバナナが存在します。
そのほとんどは、沖縄県のいわゆる「島バナナ」と呼ばれるバナナ。
そのほかの地域で、バナナをつくる生産者さんはごく僅か。とても貴重なバナナといえます。
◆ バナナを島原の特産品に!上田ファミリーの挑戦
なぜ、島原でバナナなのか?
島原といえば、海の幸も山の幸も豊富。
有明海・橘湾に面し、気候は温暖で適度な降雨量もあり、日照時間にも恵まれています。そして普賢岳の吹き下ろす風。寒暖の差が濃厚な甘さ・芳醇な香りを生み出し、バナナの栽培に適した環境です。
地元で休耕中の農業用ハウスを活用し、「農薬を使わず子供たちにも安心して食べて欲しい」という願いをこめて、2020年から栽培を始めました。
島原の新しい特産品として、期待が高まっています。
しっかり樹の上で栄養を吸収させ、むっちり1本ずつが大きくなるまでは収穫しません。
収穫後は、温度管理された室(むろ)で、糖度を高めるよう1週間ほど追熟しています。
その後、1本ずつ大切に包装。高級感を感じさせるギフト箱です。食べ頃の目安などリーフレットも同梱するので、どなたに贈るときでも安心です。
◆ 輸入バナナとどこが違う?皮ごと食べられる、なかなかバナナを頂きました!
バナナにも、種類があるのはご存知でしょうか?
一般に流通しているフィリピン産バナナ「キャベンディッシュ」といわれるものですが、なかなかバナナは「グロスミッチェル」。香り高くて、さっぱりした甘みが特徴で、表皮が薄く、完熟すると皮ごと食べることができます。
なかなかバナナのおいしさの特徴は、
1.通常なバナナより甘さが強い
2.バナナらしい芳醇な香り
3.農薬不使用という安心
この写真は、冷凍バナナ!
皮を剝いて冷凍していますが、色も変わらずこんなにまるっと綺麗な状態です。
◆ 「なかなかバナナ」どこで買える?
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食堂やカフェも運営されていて、地元の高校生とのコラボメニューもありました!お店では、なかなかバナナのスムージーも頂けますよ♡
ハウスでバナナの樹に水やりをするご主人、1本ずつやさしくコンテナにならべ、ムロで温度管理をして大切に追熟をする奥様…
こんなに愛情たっぷり、大切にそだった1本ずつのバナナに触れ、値段だけみると超高級バナナですが、このこだわりと手間暇を考えると、納得です。
大切な人へは、こんなものを贈りたいなと思いました。