第6回 気品溢れるシャインマスカット

第6回 気品溢れるシャインマスカット

| NakaoYoshiaki

見た目・香り、気品溢れるシャインマスカット

 

こんにちは。

9月になり、だんだん秋めいてきました。

久しぶりのコラムです。

 

秋のフルーツといえば、何が浮かびますか?

葡萄、梨、柿…「食欲の秋」にふさわしく、様々なフルーツが出回ります。

 

今日は、葡萄の中でも断トツで人気の「シャインマスカット」をご紹介いたします。

 

①シャインマスカットの誕生

②シャインマスカットの特徴と産地

③甘いorさっぱり、あなたのお好みは?

 

 

①シャインマスカットの誕生

 

皮ごと食べられて、種もない。

美味しさとともにそんな手軽さも相まって、近年人気急上昇中の葡萄です。

シャインマスカットは「安芸津(あきつ)21号」と「白南(はくなん)」という品種をかけ合わせて育成された大粒の葡萄の品種です。2006年に品種登録されました。

病気に強く育てやすいブドウと、大粒で品質は良いが病気に弱く栽培が難しいブドウを掛け合わせることで、お互いの長所を生かした「作りやすさ」と「おいしさ」を兼ね備えた「シャインマスカット」が誕生しました。

 

②シャインマスカットの特徴と産地

 

翡翠色の美しい粒に、上品なマスカットの香りがあり、大きな楕円形の粒をしているシャインマスカット。歯切れがよく、薄い皮はパリッと食べられ、酸味は少ないのが特徴です。房の中でも粒の場所によって、糖度も様々ですが、ブドウの中でも特に甘さを感じることができる品種です。

シャインマスカットは長野、山梨、岡山、山形を中心に作られています。九州では、福岡や大分県が有名です。

また、全国的にみて、岡山産のものは更に高値で取引されることも。弊社でも、岡山産のシャインマスカットは人気のトップを占めます。

温室栽培のものは全国的に7月頃から始まり、以降8月中旬〜9月下旬にかけて出回ります。

 

さっぱりより甘めが好きな方は、樹上完熟の粒が黄色っぽいものを選ぶと、より糖度が高くしっかりとした甘さが楽しめます。

 

③甘いorさっぱり、あなたのお好みは?

 

シャインマスカットといえば、青々とした粒の房をイメージするかもしれませんが、スーパーなどで売場をみてみると、黄色っぽくなっている房もあります。

「黄色いの、古いんじゃないの?」と、私も百貨店で販売していた時に尋ねられたことがありますが、実はこの黄色い粒は、完熟の印。

お好みにもよるかと思いますが、さっぱりとしたお味がお好みですと、青い房。甘い葡萄がお好きでしたら、是非この黄色い房をお選びください。熟すにつれて、黄緑色から黄色に変化していくのです。

 

もちろん個体差もあれば、粒の位置での糖度の違いもありますので一概には言えませんが、迷ったときには参考にしていただければ幸いです。

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